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JR福知山線脱線事故:マスコミの報道についての私見
あの悲惨な脱線事故から2週間以上が経ち、国土交通省などによる原因究明も進んでいるようだ。やはり主因は高見運転手の速度超過のようだ。
この事故に関してはマスコミや多くのブログで採り上げられている。事故直後はJRの姿勢についての批判が多かったが、最近はマスコミの報道姿勢について語られるものが多いようだ。 一般的に批判されているマスコミの報道姿勢の問題点は以下の2点であろう。 ①事故現場で被害者にぼかしも入れずにそのまま報道したり、遺族のところへ押しかけて取材をしている点 ②JRの記者会見場でのチンピラのような記者の態度。 ①についてであるが、確かに事故現場をそのまま報道するのは被害者や遺族への配慮を欠いているかもしれないが、報道という特性上、ある程度はその場をそのまま報道する必要もある。被害者にも配慮した報道のあり方というものは今後大いに検討されるべきであろう。 次に②についてであるが、確かに彼らの「社長を出せ!」などと怒鳴っている姿を見ると「何様だ?」という印象も持ってしまう。ああいう態度は改めるべきだろう。ただ、彼らを弁護すると、JRはその場その場でコロコロと発表が変わったり、虚偽発表していたのだから、あの記者会見場に詰めていた記者からすれば、JRの事故の不手際さ、他人事のような態度に腹を立ててしまうのもわかる気がする。 評論家の宮崎哲弥によると、JR西日本ではJR西労(JR総連系)、JR西労組(連合系)など主な組合だけでも4つあるそうで、運転手は主に西労に加入しているが、高見運転手は西労組に加入していたそうだ。労働組合側は過酷な日勤教育について声高にいっていたが、実際はJRの西労へのいじめであり、西労から転向したら過酷な日勤から除外されるそうだ。この高見運転手は西労組であるから、西労の組合員のような過酷な日勤教育は受けていなかった可能性もあり、日勤教育の原因も過度のオーバーランなど本人にペナルティーを受けても仕方のない原因があるのだから、これが事故の要因になったかどうかは疑わしい。 JRが国鉄時代から抱え続けている組合問題を知らずに、「過度の日勤教育が問題だ」という組合側からの一方的な言い分を流したマスコミは軽率であっただろう。 また、運転手の友人などがコメントして、「彼は真面目な人だった」とコメントしていたが、それがどうだというのだろうか?マスコミの報道には「彼は真面目な事故を起こすような人物ではないのに、会社の過度のプレッシャーで事故を起こしてしまったのだ。彼も被害者の一人だ」という会社に責任を押し付けようという意図が隠れているのではないか?彼がどのような人物であろうが、客の安全も考えず、速度超過をして事故を起こしたというのは事実である。生きていたら確実に業務上過失致死が問われる。運転手も被害者の一人と誘導するようなマスコミの報道も問題だ。 マスコミは自分たちの報道姿勢を考えたほうがいいだろう。 【今回の事故でのマスコミ報道について書かれているブログ紹介】 取材者も襟を正せ(◆木偶の妄言◆) 報道機関のつっこみどころについて(あれは,あれで良いのかな?) 追記(5月13日) : このエントリーでは高見運転士を西労組と書いているが、一部報道では西労だったとも言われている。もし高見運転手が西労だったとすれば、過度の日勤教育を受けていた可能性はある。 西労はJR西日本従業員のうち1200名程しか参加していない少数派閥だそうだが、その一方で会社への極左的で過激な労使抗争をしており、会社や他の労働組合から潰しにかかられていたそうだ。そのために西労に対して行われていたのが日勤教育だったようだ。
by t_kitaguchi_1981
| 2005-05-09 23:24
| ニュース(国内)
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